禁煙を自分の意志力だけで成功させるのはなかなか難しいものです。
そのため、今では病院の禁煙外来を訪ねて、そこで専門医の力を借りながらタバコを止めるという方法が勧められています。
禁煙外来では、禁煙治療においてチャンピックスという禁煙補助薬が用いられるのが一般的です。

チャンピックスは、無理なく禁煙が成功できる禁煙成功率の高い薬として有名です。
というのも、最初のうちはタバコを吸ってもよいとされているからです。
夕食時などにチャンピックスを服用するだけで、そのうちにタバコを吸いたいと気持ちがなくなっていくとされています。

チャンピックスの服用方法と禁煙治療期間

禁煙外来を訪ねると、まず、担当医師による診断が行われます。
現在の喫煙の状況を、アンケートやテスト、口答質問などを通して調べられ、どのような治療方法と治療スケジュールが適するのかが決められていくのです。

通常は、チャンピックスと呼ばれる禁煙補助薬を用いる禁煙治療が行われます。
そのチャンピックスという名称は日本での商品名で、本来はバレニクリンという薬品名で扱われることが多いようです。
世界的に有名なファイザー株式会社の薬で、日本では、ファイザーの日本法人が販売担当しています。

バレニクリンは、他の国でもタバコを吸いながらでもそれを服用することでタバコを吸いたいという気持ちが徐々に薄らいでいき、無理なく禁煙をすることができるとのこ。
意志が弱くて止めることに失敗したという人にとっては、たいへん魅力のある薬となっています。
禁煙補助薬を用いての禁煙治療は、タバコを吸いたいという気持ちを無理に抑え込むことで余計に吸いたい気持ちが強くなって悩まされることもないので、人気のある禁煙治療となっている様子。

チャンピックスの服用方法は、夕食などの時に一緒に服用するだけという至って簡単なものです。
服用期間は普通12週間とされ、継続して服用します。この期間中は5回ほど医師の診断を受けることになります。
治療期間中の体調の変化などを医師に報告したり、異変があればすぐに相談するためです。
要するに自分勝手な服用の仕方をしてはいけないということです。

一度診察してもらったら、その後は自分の力で禁煙できると考えている人もいるようです。
医師の診断をきちんと継続して受けた人のほうが、途中で受診をやめた人よりも禁煙成功率が高くなっているというデータがあります。
禁煙治療の途中で診断を受けるのをやめてしまえば、当然担当医師の助言を聞くことはできなくなり、薬の処方もしてもらえなくなります。

禁煙外来での治療というのは、医師の指導のもとで行う治療であり、自分で勝手な判断を下せば治療にはなりません。
たとえば、チャンピックスの効果の部分で副作用と勘違いするようなこともあるので、体調の異変をその都度医師に報告するのを怠ると、体調異変などにも繋がりかねません。
服用方法は簡単なのですが、服用による体調変化は慎重に捉えなければならないのです。

チャンピックスを服用した後にタバコを吸ったら吐き気を覚えるのはよくあること。
これを副作用ではないかと思い治療を途中でやめる人がいるようですが、これは、じつはチャンピックス服用の効果。
というのも、その吐き気とともにタバコを吸いたいという気持ちが薄らいでいったという報告が多く寄せられているからです。

チャンピックスの副作用について

一般に、高い効果のある薬には強い副作用があるということ言われます。
じつは、チャンピックスもその例外ではありません。
副作用が懸念されるからこそ、医師の指導のもとで治療を受けなければならないことになっているのです。

チャンピックスの代表的な副作用としては吐き気やめまいといったものがあります。
ほかにも、頭を締め付けられるようなひどい頭痛に襲われた、胃がむかついて不快な気分に陥った、夜眠れない日が続いたといったような、さまざまな症状が報告されています。

さらには、意識が薄らいでいき意識喪失になった、異常な夢を見続けているといった重い症状も訴えられてきたと言います。
こういった副作用についても、担当医師に薬を処方してもらう必要があります。
そのため、逐一きちんと体調の変化を報告して、適切な薬を処方してもらわなければなりません。

あまりにも副作用が酷いために、治療を途中で断念して禁煙を諦めてしまったという人も多いはずです。
ただ、それでも治療の段階での単なる体調の変化として我慢している人は要注意です。
そういったことも含めて医師のアドバイスが必要なために、くれぐれも自分勝手な服用や治療は避けるようにしましょう。

さらに、チャンピックスの服用に際しての副作用で気をつけなければならないものに、消化器系の異変があります。
料理を食べながらチャンピックスを服用していたら、ほどなく食べたものを嘔吐してしまった、急にお腹が張ってきて苦しくなりトイレに行ってみたが便秘になったようで以後便通がなくなってしまったといったような症状があれば、服用方法そのものに無理が生じてしまいます。

チャンピックス服用についての副作用に関しては個人差があるので、そのまま禁煙補助薬として服用する治療を続けるか、副作用を抑える薬を担当医師に処方してもらって続けていくか、それともチャンピックスの服用自体をやめるか、担当の医師ときちんと相談して決めるようにすべきです。
チャンピックスの服用そのものにも向き不向きがあると考えられるので、腕などにニコチンを含ませたシールのようなものを貼って禁煙治療を行う禁煙パッチに変えてみることも考慮すべきです。
禁煙パッチは、結局ニコチンを摂取していく方法なので避ける人も多いのですが、こちらの治療法のほうがうまくいく人もいるようです。

チャンピックスはネット通販でも購入できる

禁煙治療の補助薬となっているチャンピックスは、通常は病院において医師に処方される薬ですが、処方薬なのでやや高価な価格設定となっています。
チャンピックスによる禁煙治療は、普通12週間が治療期間となっていて、その治療費は1万2000円から2万円というのが相場とされています。
その期間のうちに禁煙が達成されればタバコを吸い続けるときよりも費用としてはかからないので経済的であるといったことが言われますが、喫煙事情は人それぞれであり、損得計算をするのは難しいかもしれません。

禁煙外来を通じて禁煙を達成するまでは、チャンピックスは必要な薬になるため購入が避けられません。
ただし、どのくらいで禁煙が達成できるかわからないので、できるならば余計な費用は抑えたいとは思います。
もし、チャンピックスが市販されていれば安い価格になるので、費用の心配は少なくて済みます。

ただ、チャンピックスは日本では市販薬として認可されていないという事情があります。
それに、医師の指導のもとで服用するというのが治療の際の条件のようにもなっています。

しかし、自分で禁煙補助薬の服用の管理ができる自信があれば、自分で手に入れるという方法もあります。
安価にチャンピックスを手に入れる方法としては、海外からネット通販で取り寄せるという方法が注目されています。
海外からネット通販を通じて個人輸入するわけです。

しかし、海外の通販サイトから自分自身で購入するには語学力が必要だったり、輸入の際のリスクも考えなければなりません。
そこで、医薬品の海外サイトなどからの購入手続きや発送を本人に代わって引き受けてくれる代行業者に頼むほうが無難であり安心でもあります。
たとえ問題が起きても、荷物の追跡や不良品の返品なども行ってもらえるので心強いのです。

ところで、個人輸入は購入したものについてはほかの人に譲ったり売却することは認めてられていないので注意しなければなりません。
また、購入量も通常の用法用量の1ヶ月分までとされています。
個人輸入できるチャンピックスは海外版のチャンピックスですが、パッケージなどが英語表記になっているだけで中身については日本で使用されているものと変わりありません。
ただし、海外から取り寄せるので、手元に届くまでは数週間かかるのは了承しておかなければなりません。